空を読む

写真とともに綴る日々のこと

少しずつ

少しずつ、執着していたものから離れてみる。

 

今までずっと続けてきたことや好きだったものがあって、私はそれに対して全力を注いできた傾向がある。それは趣味や仕事、やりたかったことなどに通じるし、時には人に対しても同じことが言えると思う。自分の人生、執着していたものに捧げます!くらいになっていたのではないかと。

そうなると評価されたり認めてもらえないと、自分の存在が否定されているような錯覚に陥ってしまい、何が何でも認めてもらえるまで諦めないぞ、としがみついてたように思う。傍から見たらなぜそこまでしがみつくのかと不思議に思うほど。時には何故ここまで必死に頑張っているのだろう?と自分でも分からなくなり泣いてしまったり。

 

自分の命の傾向を改めて知った今、これまでのことを思い返すとずっとそのことで苦しんできたんだと思う。自己評価を相手に求め過ぎてたのだと気づいた時、モヤモヤっと霧のかかった心がすーっと晴れていくような気分だった。

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やっとここまで辿り着いた。この半年ほど、ある人とたくさん話をしてその人のことがもっと知りたくなって近づきたくて、一緒に旅をして私なりに見つけ出した答え。その人に出会わなければいつまで経っても同じ過ちを繰り返してたと思う。

 出会わなければこんなにも苦しむことはなかっただろうけど、出会えて本当に良かった。これで少しずつ私は前に進める。